遊戯王 大逆転クイズデッキ ③チキンレース
自分のライフを700以下にして大逆転クイズを発動、ライフを入れ替える!
そして大逆転クイズのコストで墓地に送った風魔手裏剣が墓地で発動、
700ダメージで勝利!
でも、
「そんな都合よく、自分のライフって700以下になる?」
◇あいさつ
こんにちは
hamarD(はまーでぃー)です。
今回は、大逆転クイズを打つ前の土台作りのお話。
お互いのライフを入れ替えた後、風魔手裏剣の700ダメージでとどめを刺すために、
あらかじめ自分のライフを700以下にする…
(風魔手裏剣を2枚セットしている場合は1400以下、3枚の場合は2100以下)
=ライフを調整する方法です。
(前回までのページをお読みでないかたはこちらをどうぞ↓)
◇自らライフを減らす
このデッキの目標の一つに
自分のライフを700以下にする
というのがあります。
というのも、このデッキはいわゆる初見殺しの要素が強いです。
実際、初めて対戦する方に「何のデッキだ…?」とよくボソッと呟かれますし、そもそも「大逆転クイズ」や「風魔手裏剣」のカード自体を知らない方も多いです。
しかし、こちらのデッキの内容がわかってくると、相手はこのデッキ専用の対応をし始めます。
つまり、プレイングが変わるわけです。
これも実際、相手がこのデッキの動きと対策方法をわかりきっていると、こちらの勝率はグンと下がります。
一番シンプルな例は、「大逆転クイズ」の発動自体を止めにかかってくることです。
これは対策が非常にしづらいです。
また、
「一気にライフを0にできるようになるまで攻めない」
という人もいます。
相手からしたら、こちらのライフを残り700以下にしたままターンを渡してしまうのはややリスキーということでしょうか。
しかしこちらは対策できます。
自分のライフが相手によって削られるのをただ待つのではなく、
自分で自分のライフを減らす必要がある
ということです。
こうすることで、ライフを減らすという行為が受け身でなくなります。
その結果、自分のターンでもライフ調整がしやすく、ライフ限りなく少なくした状態で大逆転クイズを狙えるというわけです。
自分で自分のライフを削っていくというのは少し怖いですが、
どうせ後で大逆転クイズでライフを交換するのだから、相手のライフを減らしていると考えましょう。
自分のライフ700以下を目指す方法は3つでしょうか。
- 自分からライフを払うカードを使う。
- ライフを固定値まで払うカードを使う。
- 相手モンスターの攻撃をわざとギリギリで止める。
1が基本です。2はライフを減らす点では素晴らしいですが出来るカードが少ないです。3は普通に防御にも使えますが結局受け身に近くなってしまいます。
ライフを自主的に減らすカードで、おすすめのカードはこんな感じ。
チキンレース コスト1000
サイコ・ブレイド コスト100の倍数(最大2000)
クリフォトン コスト2000
活路への希望 コスト1000
どれも僕が今実際にデッキに入れています。
これらの紹介をしたいと思います。
上から一枚ずつ、ページを分けて書こうと思います。
◇チキンレース
本日紹介するカードは
「チキンレース」
です。
「チキンレース」フィールド魔法
①:このカードがフィールド上に存在する限り、相手よりLP(ライフポイント)が少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
②:お互いのプレイヤーは1ターンに1度、自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。
●このカードを破壊する。
●相手は1000LP回復する。
、、、なげえ!
クラッシュ・オブ・リベリオン(2015年4月25日発売)なので、約一年前に登場したカードです。僕が大逆転クイズデッキを組みたいと思った頃はまだ出ていませんでした。
使い方は色々あるのですが、主に使うのは「1000ライフ払って1枚ドローする」効果です。ただしフィールド魔法なので相手も使えます。
1枚ドローする強さというのは、
たとえ手札の枚数は変わらなくても、どんどんドローすることで、強いカードや切り札(ここでは大逆転クイズ)を
引きやすくなるということです。
このデッキを使う上で一番難しい点、
それは「大逆転クイズ」自体を引くことだと僕は考えています。
モンスターを展開して攻撃するデッキだと、これを出さないと絶対に勝てない!というモンスターは恐らく存在しません。
しかし、このデッキの勝利への道筋は
完全に1通りです。
大逆転クイズを発動して、風魔手裏剣でトドメ
これ以外の勝ち方は絶対にありえません。
ですから、この2枚のカードはどうしても引かなければいけないわけです。
風魔手裏剣は装備カードなので、「アームズホール」というサーチカードがありますが、大逆転クイズにはありません。
通常魔法カードをサーチするカードならいくつかありますが、どれも癖が強く使いづらいものばかりです。
ですから、たくさんドローして、無理やり引くのが良いと思います。
成金ゴブリンという昔懐かしく今も使われるカードがありますが、あれと一緒です。(僕は成金ゴブリンも採用しています)
カードゲームで遊んだことのあるかたは感覚でわかるかもしれません。
さて、チキンレースの強みをご理解いただけたでしょうか。
1枚ドローした上に、1000ライフも払えるわけです。
1000ライフ払えるのがこのデッキにおいて成金ゴブリンとと比べての強みです。
やはりどんなデッキにも、複数の役割を持ったカードは強いです。
このデッキにおけるチキンレースの強みは
- 「1ドロー」と「自分のライフを1000減らす」を同時に行う
- 「テラフォーミング」でサーチできる
フィールド魔法なので、昔懐かしい「テラフォーミング」でサーチが出来るんです!
そして、もう一枚相性の良いカードがあるのですが、そのうちご紹介します。
フィールド魔法でドローカードというのはあまり見かけないですが、それはメリットでもありデメリットでもあるということです。
◇相手に発動されると最悪
そして面白いことに、チキンレースは心強い仲間でもあり憎い敵でもあります。
もう一度チキンレースの効果を見てみましょう。
①:このカードがフィールド上に存在する限り、相手よりLP(ライフポイント)が少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
②:お互いのプレイヤーは1ターンに1度、自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。
●このカードを破壊する。
●相手は1000LP回復する。
これ、相手が発動すると鬼です。とてもきついです。
何故かおわかりになった方は素晴らしいです。
ヒントは忘れがちな①の効果です。
◇おわりに
今回は以上です。
本当は「ライフを調整するカードとしてまとめて数種類のカードを紹介する予定だったのですが、やめにしました。
今まで通り1ページ1枚の紹介の方が、見てる方がわかりやすいと思うし、タイトルも決めやすいからです。
重要だと思うカードから紹介しているので、だんだん1ページ辺りの文字数が少なくなるかもしれません。よろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございます!
コメントやシェアがあると泣いて喜びます。お願いします何でもしm
次回も読んでいたただけると嬉しいです!
以上、hamarD(はまーでぃー)でした。
おわり
チキンレース(高価N)
|